建設工事業
導入製品 |
FUTUREONEHyb(InfiniOne Project) |
---|---|
年商 |
66億(2016年12月期) |
従業員数 |
50名 |
対象業務 |
販売管理、購買管理、債権管理、債務管理、実行予算管理 |
導入期間 |
約1年 |
業務内容 |
土木・建築工事の請負に関する事業 |
不動開発株式会社様(以下、不動開発様)は1969年に設立され、埼玉県を主要基盤として関東一帯の、官公庁施設、商業施設、医療・福祉施設、工場・倉庫といった様々な業種での総合建設業として実績を重ねられています。
不動開発様がシステムを刷新されたきっかけは、支払業務がシステム化されておらず業務負荷が高いこと、会議や意思決定に重要な書類(独自様式の工事原価管理帳票)を人力で作成しているため、精度の高い情報をタイムリーに確認できないことでした。
また、工事原価管理システムと会計システム間で連携をしておらず、二重入力を強いられていることも課題の一つでした。
今回は、FUTUREONEHyb導入当時に抱えていた課題や導入後の効果について伺いました。
「新しいシステムに求めたことは、工事原価管理システムと会計システム、表計算ソフト、それぞれの二重入力を解決し、業務負荷を軽減できることです。
FutureOneに決めた理由は、既存の会計システムとFUTUREONEHybを連携、そしてカスタマイズにより当社独自の工事原価管理帳票をシステムから出力するという提案です。更に、入力した支払予定情報から自動的に振込用のファームバンキングデータを作成できる点も支払業務の省力化に直結すると判断し、FutureOneを選定しました。」
工事案件情報を管理する原価管理を中心とし、販売・購買・債権・債務・実行予算管理機能を搭載したFUTUREONEHybを不動開発様に導入しました。
工事別工種別に原価集計を行い、リアルタイムに工事現場別の損益の確認が可能です。
実行予算情報と工種別の原価発生状況や、外注先に対する発注情報を組み合わせて、予算の消化状況や予定段階での損益把握もできます。
今回は、FUTUREONEHybの基本機能を活用した上で、もともと表計算ソフトで作成していた不動開発様独自様式の工事原価管理帳票をシステムから出力できるようにカスタマイズを行いました。この帳票は工事の状況を把握する上でなくてはならない資料で会議資料としても大変重宝されており、他にも下請先に対する発注状況及び、発生済原価情報をリアルタイムに管理し、工事現場毎の損益状況を確認することができる重要な機能となっています。
支払予定情報をもとに、ファームバンキングデータが作成できます。
振込みの際の先方持ち手数料の算出はもちろんのこと、安全協力会費等の自動算出機能を実装し、振込データの作成を可能にしました。さらに、一連の処理の後に、支払先別工事現場別の支払通知書の発行までも行えるようにしたので、支払業務の大半をシステム化させることができました。
FUTUREONEHybと既存の会計システムとの連携を実現。
日常入力で溜まっていく支払情報をもとにFUTUREONEHybで自動的に仕訳を作成し、お客様の任意のタイミングで会計システムとの連携が可能です。
また、データに訂正が発生した場合は整合性を保つため、FUTUREONEHybで訂正仕訳を作成し、会計システムに連携する機能を持っています。
「業務で利用していた帳票をそのままシステム化できたことと、支払の業務が目に見えて省力化されたことに、十分導入効果を感じました。
現在は、システムから出力された工事原価管理帳票をもとに会議を行っており、表計算ソフトで資料を作成していたころから比べると精度の高い情報を得ることができるようになりました。」
当初の課題であった支払業務の負荷、重要な管理帳票の人力作成、会計システムの未連携を、システム刷新により実現することで、業務効率が上がったとのお声を頂戴し、システムの導入効果を感じていただいており、担当として嬉しい限りです。
今後とも不動開発様の発展に貢献できるシステムとなるよう、継続努力いたします。
企業名 |
不動開発株式会社 |
---|---|
所在地 |
埼玉県さいたま市南区南浦和3丁目31番20号 |
業務内容 |
土木・建築工事の請負に関する事業 |
代表取締役 |
松永 満 |
設立 |
1969年2月25日 |
URL |
http://fudo-kh.com/ |
※記載されているお客様情報については、2017年12月時の情報です。