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『データで受注し、システムに取り込み、伝票を自動発行する』 この運用でミスを起こさず、業務効率化が図れました

FutureOneメディア

業務用・酒類食品総合卸

大洋産業株式会社 様

導入製品

FUTUREONEIds(InfiniOne Sales

年商

50億5000万円(2016年9月時)

従業員数

80名

対象業務

販売管理(売上・仕入・在庫)

導入期間

約1年

業務内容

総合食品(和・洋・中)・冷凍食品・酒類・消耗品の卸売業



得意先とのシステム連携にすぐに対応でき、機会損失を削減

商品点数がどんなに増えても、単価・利益管理、在庫管理を効率化



大洋産業株式会社様(以下、大洋産業様)は1960年に創業し、半世紀にわたり食に携わるすべての方々に食材をお届けする専門食品卸として、関西を中心に地域に密着した事業を展開している企業です。お客様が求める食材のご提供はもちろん、お客様の店舗を“繁盛店”または”望まれる店舗”へと導くご提案もされています。



大洋産業様が販売管理システムを入れ替えるきっかけは、既存システムがオフコンのため、システムとのデータ連携に時間、費用がかかっていたことです。複数の得意先からシステムのデータ連携を要望があるごとに負担がかかっており、連携が遅れると機会損失が生まれてしまう、そのような状況を打破すべくシステムの刷新を決めました。



課題・提案・効果


課題
  • ■複数の得意先とのデータ連携ごとに、時間、費用がかかっていた
  • ■データが3ヶ月分しか蓄積できない             
  • ■膨大な受発注に伴う伝票管理や入力作業の短縮
提案
  • ■複数システムと柔軟に連携できるパッケージシステムの提案
  • ■保存データの制限が無くなり、検索機能から瞬時に過去取引情報へのアクセスが可能に
  • ■受注データの取込、伝票の自動発行機能の導入
効果
  • ■得意先からの発注時の要望にすぐに対応でき、機会損失を削減
  • ■蓄積したデータを有効活用し、会議資料や分析資料、お客様への提出資料の質が向上
  • ■システムによる自動化、データ連携で事務処理時間、ヒューマンエラーを削減

システム選定のポイント

20年来の信頼と、我々の業務内容を熟知していること

大洋産業様とFutureOneのお付き合いは20年以上になり、システム選定に重視したポイントも付き合いの長さと、大洋産業様の業務内容を熟知している点でした。システムの入れ替え自体、既に5回目になり、今回初めてシステムをオフコンからオープン化しました。


担当者
  •   常務取締役 大月 崇嘉氏

「他社システムも若干見ましたけど、当社はカスタマイズしないといけない業種なんでしょうね。スタンダードで変更できないシステムの場合、何かしら弊害が起きると思います。色々見た中で、FutureOneがお付き合いも1番長いですし、我々の業務をよく理解していただいていることが、1番の決め手ではないでしょうか。」(大月 崇嘉氏)



導入後サポートの評価

ITに関わるすべてのご要望、ご不明点を一括フォロー

FutureOneは、ITに関わるすべてのご要望にお応えできるように、販売管理システム以外のソリューションも一括でフォローしています。大洋産業様には、販売管理システム以外にも、会計・人事給与システムなどを提案、導入を行いました。

「FutureOneの『ITよろず相談相手』のコンセプト通り、些細なことでも相談できるところが非常に助かっています。例えば、パソコン関係で自社の基幹業務システムと全く関係が無いトラブルについてもご相談いただけるし、また場合によっては当社まで出向いてお手伝いいただいています。それは私だけでなく、当社社員全員がその意識をもっていると思います。」(大月 年春氏)


システム仕様・業務知識を理解した、顔が見えるサポート体制

安心してシステムをお任せいただけるように、FutureOneのサポートは顔を知っている担当者がサポートを行います。実際に大洋産業様にも専任のサポート担当者がおり、多いときには週に4~5回の電話対応、それでも解決しない場合はお伺いして直接やりとりすることもあります。システムのカスタマイズ内容まで熟知した担当者が対応することで、満足度の高いサポートを行うだけでなく、ご要望や課題の発掘も同時に実施できます。


「FutureOneの担当者には、半分当社の社員と呼べるくらい良くやっていただいています。丁寧な対応ですし、我々の質問に対しても察してくれるのが非常に助かっています。『FutureOneがいなくなったら大変だな』と思わず思ってしまう程です。」(大月 崇嘉氏)



今後の展望

営業支援システムの構築、物流システムの要望など、やりたいことは山積み

実は、今後のシステム投資として営業に特化した支援システムを組みたいと考えています。以前導入いただいた「配送日報」のような営業支援システムです。例えば、『お客様のインストアシェアを入力すると毎月のシェア推移が見れる』などの細かい分析状況が分かる、経営者・営業担当が分析、業務効率化できるシステムができたらいいと思っています。


物流、ピッキングの部分も進化させたいです。要件定義の時にもご相談した通り、例えば、『GoogleMapと当社のお客様の住所をマッチングさせ、最適なルートを導く仕組み』や、『Map上のお客様の住所に旗が表示され、一番効率の良いルートを分析する仕組み』をシステム化させたいです。ピッキングの部分では、今後ハンディターミナルやボイスシステムの導入を検討するので、販売管理システムとの連携を実現したいです。その他、コンビニ収納や、銀行とシステムとの連携など、やらないといけないことは山積みで、それが楽しみです。


※「配送日報」…各配送コース毎の当日の配送先・順序・納入金額の一覧表です。各配送者が配送日報を携帯し、当日の特記事項があれば記載できる用紙になっています。配送後は上司に提出し、1日の業務の確認を行います。



お客様の声

「利益改善・処理時間の短縮について、間違いなく効果がでています。」

得意先用の発注書、見積書を作成する部分は、圧倒的に変わったのではないでしょうか。輸入品も含めて、商品数が多く、価格の変動や試供品もあるので、システムを刷新したことで利益改善・処理時間の短縮については間違いなく効果が出ています。


担当者
  •   (左上から)
  •   営業部 安田氏
  •   商品部 原口氏
  •   常務取締役 大月 崇嘉氏
  •   営業部 土田氏
  •   営業部 中積氏

見積書への価格変動の対応、リベート管理はオフコンシステムの時代からもありましたが、オープン化後は、データが引き出しやすくなり明らかに改善されています。発注事務の70%はシステムで自動化しながら行えるようになりました。 パッケージとカスタマイズを合わせて提案する手法も、当社の業務に合っています。システム導入後もカスタマイズについて色々ご相談していますし、日々の要望にも対応していただいています。 FutureOneには当社と一緒に大きくなっていただいて、我々の要望に対して、さらに素早く対応いただけるように、また我々もFutureOneのシステムを周りに宣伝できるくらいに大きくなりたいと思っています。



代表取締役からのコメント

「一言で表すと『頼りになる』につきる、今の当社には無くてはならない存在」

担当者
  •   代表取締役 大月 年春氏

FutureOneを一言で表すと『頼りになる』につきますね。IT関係の困ったことに関してはすべてご相談していますし、20年の付き合いで、当社のこともよく分かっていただいています。 また、会社として親しみやすいところがあります。会社のカラーなのでしょうか、どの方が来ていただいても対応がいいですし、また、当社のようなところにも、FutureOneの社長が年に何回か来て下さって色々な情報を提供いただいています。社長自ら『何か困ったことは無いですか?』と聞いてくださり、色々ご相談にのってもらっています。 我々の業績拡大の目標に向かって一緒に歩んでいただいており、今の当社には無くてはならない存在です。



当社担当からのコメント

大洋産業様の社員の皆様は、システムの詳細な点までの質問も多く、導入したシステムを細部まで利用して下さっていることがよく分かります。それは社員の皆様の業務にかける熱意だと感じています。商品点数が多いため、業務量もおのずと多くなりますが、社員の皆様が工夫して効率化しようと努力されている姿を拝見していますので、少しでも力になりたいと常々思っています。システムとはあくまで道具の一つに過ぎませんが、今後も皆様のお役に立てるようにサポートレベルの向上に精一杯努めて参ります。



お客様情報

ロゴ

企業名

大洋産業株式会社

所在地

兵庫県神戸市東灘区深江浜町129番地

業務内容

総合食品(和・洋・中)・冷凍食品・酒類・消耗品の卸売業

代表者

代表取締役 大月 年春
常務取締役 大月 崇嘉

創立

1960年11月

設立

1963年1月

URL

http://www.taiyou-net.jp/

※記載されているお客様情報については、2016年9月時の情報です。