作業服等卸売・小売
導入製品 |
FUTUREONEIds(InfiniOne Sales) |
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資本金 |
2,000万円 |
従業員数 |
90名 |
対象業務 |
販売管理 |
導入期間 |
19年 |
業務内容 |
作業服・作業用品の製造販売・卸・小売、直営店・インターネットによる販売 |
管理部 物流・システム担当 マネージャー 松本様
松本様:当社は、作業服をはじめ安全帯やヘルメットなど作業用品全般を扱う総合代理店として事業展開をしています。作業服といっても工事現場で着用される商品だけでなく、飲食店やホテル、イベントのユニフォームなども取り扱っています。簡単に言うと「仕事で使われる服」であれば、何でも販売できます。
ちなみに、猛暑だった今年は「扇風機のついた作業服」がよく売れましたね。
当社の強みは、「仕入の力」と「販売の力」です。
仕入は、約200社の国内有力メーカーや商社などから仕入られるほか、直輸入、自社で企画したものを海外工場で製造することもしています。
また、販売では、ホームセンターへの卸売、顧客への直販、直営店舗やECサイトでの販売を行っています。
仕入も販売も多様な形態を持っていることが、設立50年で築き上げた当社の強みです。
この強みとノウハウ・経験を活かして、お客様のニーズに合わせたユニフォーム・作業用品のご提案を行っています。
松本様:当社では従業員を第一に働きやすい職場環境をつくり、定職率の向上を目指しています。
昨今の人手不足で、募集をかけても人が集まらないという実情があります。ですので、顧客はもちろん、社員やアルバイトスタッフにも「いい会社」と言われる会社づくりを心がけています。
この理念は現在の代表の言葉ですが、実は代表も取締役も、アルバイトから社員になり今に至ります。現在も店舗スタッフなどは、アルバイトから社員になった方も多く、店長になっている方もいます。
まだまだ若い会社ですが、人の入れ替わりが激しい会社ではなく、定年まで働いてもらえるような会社になってほしいと思います。
転職されてきた方には、「前の会社よりも良い会社」と言ってもらいたいですね。
松本様:私が入社した時にはすでにシステムが導入されていました。ですので、導入当時のことはよく知らないですが、当時はいろいろ大変だったみたいです。
手書きしていた伝票をシステム化する際に商品コードなどの入力ルールを決めたようですが、取扱商品が増えるにつれて、いつしか「とにかく入力すればOK」という感じになり、「伝票を作るだけ」「在庫を見るだけ」のシステムになってしまいました。
システムとしては、入力したデータを「比較・分析」などで有効活用できるはずなのですが、「とりあえず」で情報を入力してきたため、今になって収拾のつかない状態になってしまいました。
松本様:具体的な話になりますが、「棚卸業務」を効率化させました。改善前は、とにかくすべての商品情報を出力し、時間を掛けて人の手で仕分けた後、棚卸を行っていました。膨大な量だったので、とても手間が掛かっていました。
そこで、在庫情報にあたりを付けて、「特定の条件に合致する商品の情報のみ」を出力できるようにカスタマイズをしてもらいました。その結果、棚卸は劇的に効率化できました。
システムを入れたっきりにするのではなく、色々なことを想定して、改修をしていくことが大切だと思いました。
最近では、営業にもっと数字を意識してもらえるようなカスタマイズを依頼しました。
具体的には、伝票作成画面に利益率を表示して利益を意識させるようにしたり、前回と利益率が違う場合にはアラートで知らせたりする機能を追加しました。
「この切り口で数字を見られないだろうか」という私たちの要望を、具現化していただけるので、とても助かっています。
松本様:システムの展示会に足を運ぶこともありますけど、他社のシステムに乗り換えようと思ったことはありません。
FutureOneさんには不満はありませんし、現時点では、他のベンダーで新しいシステムを導入しても、当社の営業スタッフがそれに順応できるかという懸念があるからです。
それに、当社の場合、仕入も販売ルートが色々ありますので、商品管理の方法が多岐に渡ります。
仕入た商品をその日に出荷したり、メーカーから直送したりと、管理が必要・不要な商品が混在していて、管理するのが難しいです。
一方で「色々な仕入方、売り方に対応できることがお客様とってのメリット」だと思います。そのメリットを確立し続けるためには、柔軟にカスタマイズができるシステムが不可欠だと思います。導入費用は安いけどカスタマイズができないシステムだったら、当社では使えません。
会社が成長するにつれて、システムに求める機能も増えていきます。FutureOneのシステムはカスタマイズも容易ですし、営業もサポートも「できません」という返答がないので、とても信頼できます。 それに、1カ月に1回くらい、FutureOneの営業の方が声をかけてくださり、何か問題が生じていないかといったヒアリングもしてくださいます。
その際に、こんなことがしたいという要望を伝えたりしています。その場で解決できることもありますので、たいへん助かっています。
松本様:私も当社のスタッフも、FutureOneのサポートを気軽に相談できるので喜んでいます。「わからないことがあれば、私じゃなくてFutureOneさんに聞いて」という感じです。当社のことをよくわかっている専任の方なので安心です。ネットがつながらないということでも対応してくれますし、何でも相談に乗ってくださるのでとても助かっています。
「こういう切り口、比較でデータ見たい」など「やりたいこと」をお伝えすれば、その実現方法を考えていただけますし、社内問合わせなどにもご対応いただけています。
「システムについては、すべてFutureOneさんにお願いする」というスタンスでお付き合いできるので、当社では専任のシステム担当者を採用する必要がありません。
また、FutureOneさんの魅力は、担当してくださる営業やサポートの方が代わっても、引継ぎが万全であることです。これまでの経緯を把握してやってくださるので、担当が代わっても話がスムーズです。当初は営業・サポートの方が代わることに不安を感じていました。前任者しか分からないことがあるかも・・・と懸念していたのですが、実際に交代された後は、何の問題もありませんでしたね。営業とサポートの連携が取れており、情報共有がしっかりされている会社だと、感じました。
今では、担当者が代わることで新しい提案を期待できますし、互いにメリットがあるでしょうから、いいことだと思っています。
松本様:社内で活用しているシステムの統一化ですね。特に、ECサイトと連動したシステムが構築できればと考えています。
昔は営業が顧客先に行って商談をまとめてくるのが主流でしたが、売り方が変わってきており、今はネットで完結する顧客もいます。
このような状況で、ECサイトと連動していない現状システムでは不便に感じることもあります。
連動するには、現状のシステムをカスタマイズするのか、あるいはフルスクラッチでつくるのか、いろいろな方法を検討している段階です。
どのような形であれ、FutureOneさんに提案依頼をします。
他社のベンダーと比較するとしても、当社の販売管理システムを知り尽くしているというアドバンテージがありますからね。
企業名 |
株式会社フジワーク |
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所在地 |
東京 |
業務内容 |
作業服・作業用品の製造販売・卸・小売、直営店・インターネットによる販売業務 |
代表者 |
岡田 直樹 |
設立 |
昭和42年4月11日 |
URL |
http://www.kk-fujiwork.co.jp/ |
※記載されているお客様情報については、2020年11月時の情報です。