8月30日(水)にオフコン刷新セミナーを当社東京本社にて開催いたしました。
多くの方々にご参加いただき、盛況にて終了しました。
今回のセミナーは「1.オフコンの刷新~成功ノウハウ~(講演①・②)」と「3.進化するクラウド環境(講演③)」の2部でお届けしました。
第1部の前半は元AS/400トップセールスである弊社代表取締役 櫻田が基調講演として登壇し、
オフコンの歴史から、今オフコンと決別すべき理由について語りました。
〔登壇者:FutureOne株式会社 代表取締役社長 櫻田 浩〕
オフコンが、なぜ多くの企業から選ばれたのか、オフコン最盛期をトップセールスとして体験した櫻田の視点で解説しました。
当時、日本語操作に対応している点、パソコンよりも専用端末が安価かつ複数同時利用可能という点などにより、
オフコンの日本国内での発展を後押ししたこと、その後、パソコンが1人1台の時代が到来し、LAN型業務パッケージが普及したため、
徐々にオフコンを継続して利用していくことにデメリットが生じてきていることをお伝えしました。
これからは、低廉かつ自社の事情を反映した将来性のあるシステムを選択していくために、
オフコンからの脱却が必要ということで、講演を締めくくりました。
第1部の後半は、数多くのオフコンオープン化プロジェクトにてプロジェクトリーダーを務めてきた高林が、
事例や自身の経験談をふまえ、プロジェクトを成功させるためのポイントについて、熱弁しました。
〔登壇者:FutureOne株式会社 BusinessCreation事業部 副事業部長 高林 浩司〕
オフコンからオープン化する際、うまくプロジェクトを成功させている企業には共通した特徴が見られます。
それらの特徴について2択形式でご紹介いたしました。
「刷新時にまず行うこと」「プロジェクトチームの作り方」「現行システム調査のタイミング」「目的の設定」「業務改革のタイミング」
といったプロジェクトに不可欠な要素について、ポイントを解説し、事例をご紹介しました。
基礎的な内容が多く含まれておりましたが、
アンケートによる参加者の声としては「大変参考になった」というご感想が非常に多く、ご好評いただきました。
続いて第2部は、システム刷新時における技術基盤の課題について、
当社情報システム責任者 井上により、2大クラウドサービスの強みや弱みを、徹底比較させていただきました。
〔登壇者:FutureOne株式会社 Project Support本部 Information Service部 井上 綾祐〕
クラウドサービスと言えば、AWSとAzureを思い浮かべる方が多いと思います。
自社でクラウドサービスを利用する際、どちらのサービスが要件に相応しいのか、じっくり比較検討するのはなかなか難しい、
というのが実情かと思います。
今回、実際に両サービスを利用している技術責任者の視点から、
支払方法、コンプライアンスを始め、仮想化度合い、サポート対応など技術面の話までAWSとAzureを詳細に比較しました。
かなり踏み込んだ内容になっており、「こんな比較は初めて聞きました!」とのお声を多くいただきました。
ベンダーが指定したクラウドサービス、ではなく、より自社に合ったクラウドサービスを選択する、というセミナーは珍しかったようです。
お暑い中、足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
本セミナーが少しでも皆様の今後の活動の参考になりましたら幸いです。
改めて、ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。