機器部品製造販売
導入製品 |
FUTUREONEIds( InfiniOne Sales) |
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資本金 |
8,000万円 |
従業員数 |
290名 |
対象業務 |
販売管理、仕入管理、在庫管理、生産管理 |
利用期間 |
20年 |
業務内容 |
輸送用機器部品製造/自動車足廻部品(自動車・バギー・ゴルフカート・スノーモービル等のボールジョイント、プラスチックマグネット)自動織機機械部品製造/リングテンプル |
生産管理部 鈴木様
利用していた生産管理システムは、問題が発生したタイミングで場当たり的に改修・改善を繰り返してきたため、特に仕様書などのドキュメントが残っていませんでした。
また、前任者の希望に沿った形でシステムが作られてしまっており、退職時の引き継ぎの際にとても大変な思いをしました。
システムを利用しながら時間をかけて理解はしていけるようになりましたが、 それでも分からない機能が多く、ベテランの事務員が不在の時はシステム入力が滞ってしまう可能性があり、事業の安定継続に大きな課題がありました。
今までは、販売管理システムで販売・購買を行った上で在庫を捉え、それを見ながら生産管理システムで所要量を計算し部材の発注検討を行うなど、
両方のシステムを個別に登録・参照する必要がありました。非効率的でミスを誘発する運用を行っていたと思います。
また、顧客マスタや商品マスタ、製品構成マスタなどのマスタ群もシステムごとに登録する必要があり、業務の効率化は長年の課題でした。
生産管理部 伊藤様
ブラックボックス化されていた生産管理システムを販売管理システムと統合できたことで、各仕様書や運用の手順書が整備されたことはもちろん、FutureOneにシステムのサポートを統合したことでサポート面も充実したため、当社メンバーの増員や人の入れ替えが発生した時でも柔軟に対応できるようになり、事業の安定継続が実現できました。
システム統合により、マスタが一元管理されたことでマスタの二重登録が必要なくなり、業務効率化を実感しています。また、生産計画・購入計画・在庫状況を確認しながら部材の手配を行えるようになったため、各システムの情報確認と入力に行ったり来たりする必要がなくなり、余計な手間を削減することができました。
創業当時から販売管理システムパートナーであるFutureOneであれば、社内業務に対してシステム化させるべきところを一緒に検討・議論でき、実用化に向かわせることができるパートナーだと判断したため、既存の販売管理システムに新たに生産管理システムを統合させた『トータル的なERPシステムの構築』ができると考えました。
今までは販売管理システムと生産管理システムが別々の会社による導入・サポートでした。今回の統合によりサポート窓口を一社に統一できるだけでなく、既存の販売管理システムへのシステム機能追加のため、新たな機器購入やサーバー環境構築をする必要がないなど、コストを抑えたシステム導入を行うことができることもFutureOneに生産管理を含むERPシステムの構築を依頼した決め手となりました。
生産管理部 松川様
前述した通り、以前の生産管理システムには仕様書や運用マニュアルなどがなかったため、FutureOneにサポートしてもらい、システム画面や出力帳票サンプルを参考にしながら生産管理システムにおける必要な仕様・要件の洗い出し、分析作業を行ってもらいました。
例えば、以前の生産管理システムは、取引先のメーカーから内示データを入手してシステムに取り込んでいましたが、どのようにして取込が行われているのかが分からなかったため、データ項目の内容、取り込む時にどの項目をどの項目に当てはめるかの定義づけなど、分析作業を行ってもらいました。
その分析の甲斐もあって、問題なく内示データの取り込みができただけでなく、複数回取込時の重複エラーチェックの対象項目、取込後の手動修正可・不可項目の判断や取込修正など、今まで可視化できていなかったところも運用フローが整理・確立され業務負荷、ミスの軽減も実現できました。
また、生産管理システムと販売管理システム、それぞれで使用するマスタの統合を行う必要がありましたので、経理などの他の業務に影響が出ないように細心の注意を払いながらマスタ整備を行いました。
経理・経営企画課 福重様
FutureOneには2000年の会社創業時からシステム導入に携わっていただいておりますので、当社の業務の流れや担当の役割をよく理解してくださっています。悩みや相談に対し、解決方法を適確にアドバイスいただけるため、とても助かっています。
今回のシステム統合では、経理業務のための販売管理システムとしてだけではなく、かんばん方式対応のERPとしてシステムを構築することができました。また、トータルでFutureOneにシステムサポートを受けられるようにもなったため、より安心してシステムを利用できるようになりました。
経理・経営企画課 中野様
会社として複数の事業体があるため、事業に併せたシステム導入の必要があります。
まだ対応できていない部分の業務もあるため、これからもFutureOneとともにより良いシステムの導入を検討していきたいと思います。
今回の統合ERPプロジェクトメンバーの方々には、業務の分析からマスタの整備まで、多くの作業に携わって頂き大変感謝しております。長年ご利用頂いておりますが、システムが業務の効率アップするだけでなく、どのようにシステムを活用したら、どのような機能を拡充したら全社が使いやすくなるかを考えていらっしゃるので、システムの活用度がどんどん高まっていくことが提案する時もサポートする時もとても励みになります。
アスキー様が行われている複数の事業に対し、より効率化できる施策の検討に対しこれからも一緒に取り組んで参りたいと考えております。
企業名 |
株式会社アスキー |
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所在地 |
静岡県浜松市南区鶴見町2381番地 |
業務内容 |
自動車足廻り部品、自動織機機械部品の製造販売 |
代表者 |
石川 隆久 |
創業 |
2000年2月 |
URL |
http://www.usky.co.jp |
※記載されているお客様情報については、2020年2月時の情報です。