導入製品 |
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資本金 |
1億円 |
従業員数 |
64名 (2022年1月現在) |
対象業務 |
販売管理 |
株式会社浅沼商会は、写真・映像用品の総合商社です。
明治4年に国内初の写真材料店として開業し、現在は、自社ブランド[KING]、 [CABIN]を展開されております。
今回は、本社管理事業部 取締役兼事業部長である家迫 誠様をはじめ、InfiniOne導入プロジェクトメンバーの皆さまに、システム導入の背景や効果についてお話を伺いました。
展示会の様子
InfiniOneを導入する以前はオフコンを20年以上使用していました。
10名以上のシステム部隊を設け自社で改良を重ね、部門最適を追求した結果、3事業部ごとに独自のシステムとなり、拠点別にサーバーも管理しておりました。それにより、夜間バッチ処理で拠点から集約した数値を本社で更に集計する必要があり、欲しいタイミングで経営数値を確認できないことが課題でした。
また、現場の仕組みをそのまま構築したシステムだったため、多様化する外部環境への変化に柔軟かつ迅速に対応することが難しく、対応を行う際には相当な時間と労力を要していました。さらに自社システムを維持・管理をするために、システム部隊の開発スキルの維持や育成など人的リソース確保に相当なコストがかかっていたこともあり、部門最適の現状から全体最適へ移行する必要があると考えてシステム刷新に踏み切りました。
複雑化したオーダーメイドのシステムではなく、全社でERPパッケージ機能を共有使用しながら必要なところのみカスタマイズ対応したシステムを活用することが、全体最適を実現するためには重要だと考えたのです。
システム選定時には、以下のポイントを判断指標としていました。
1)仕入先・得意先からの要望に対応できるシステムであるか。
2)リベート管理を含め、即時に収益確認できるシステムであるか。
3)システム移行にあたり譲れない踏襲機能に、柔軟なリカバリー提案をしてくれるベンダーであるか。
当社は仕入先であるメーカーと得意先である小売店の間に介在する商社であるため、EDIレイアウトや受発注データ取込みをはじめ、多くの点で仕入先・得意先双方が持つ、各社多様なレイアウト仕様に合わせる必要があります。
当社のシステムはオフコン時代から「止まらないシステム」と言われており、問題なく稼働し続けることが当たり前だったので、新システムでも同様に遜色なく稼働し続けられることが必須条件でした。
また、バッチ処理のオフコンにおいてはリベート管理をシステム化できず、そのために月次締めしない限り儲かっているか否かを判別できなかったため、「販売時点利益」を即座に見たいと強く感じていました。システム選定時、当社の要望に対して他社ベンダーは「対応不可」、あるいは「他システムと併用・データ連携して対応する」旨の回答をしていたなか、FutureOneはワンシステム・ワンデータベースで対応する策を提案してくれました。
このリベート管理のほか、オフコンで細かく自社開発していたEDI機能、それらの自動処理機能など、既成のパッケージ標準機能のみでは対応し切れないが当社としても譲れない要件にも対応してくれました。ERPパッケージ標準機能をベースにカスタマイズを効果的に組み合わせるというFutureOneの提案内容は、当社に合っていたと思います。
維新直後である明治4年に国内初の写真材料店として開業して以来、今日まで文字通り我が国の写真の歴史とともに歩んできた企業です。
カメラをはじめ三脚・バッグといった撮影用品からプリンター・カラー印画紙、アルバム・フォトフレーム等の整理用品、また、産業用特殊カメラ、高速度カメラ、サーモグラフィ、および 医療用画像のプリント・記録保存、さらにはネットワークまで各種の画像機器やシステムの取扱い等、写真に関わる全てを扱っています。
自社ブランドに[KING]、[CABIN]があります。先日創業151周年を迎えました。
企業名 |
株式会社浅沼商会 |
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所在地 |
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町7番2号 |
業務内容 |
カメラ及びカメラ関連機器、写真用品ならびに産業用機器の販売 |
代表者 |
相川 千代治 |
創業 |
1871年 (明治4年) |
URL |
https://www.asanumashoukai.co.jp/ |
※記載されているお客様情報については、2023年1月時の情報です。