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「上場期」「非上場期」「上場会社の子会社期」の3ターム10年間の経営を支えたシステム

FutureOneメディア

左から経営企画部情報システムチームサブマネージャー 奥山様、経営企画部長 野崎様、
経営企画部情報システムチーム チームリーダー上床様

機械装置/化学薬品製造販売業

マークテック株式会社 様

導入製品

FUTUREONE ERP(InfiniOne ERP

資本金

20億7,861万円

従業員数

248名(連結)

対象業務

販売管理、在庫管理、生産管理、財務会計

利用期間

約10年

業務内容

非破壊検査装置 / マーキング装置 / 化学薬品等開発製造販売業



課題・提案・効果


課題
  • ■上場会社として内部統制の強化の必要性を感じていた
  • ■業務を横断できる統一のシステムを導入したい
  • ■製品原価の把握ができておらず、原価管理を見直す必要があった
  • ■会計の月次処理に時間がかかっていた
提案
  • ■FUTUREONE ERPを導入し、販売業務、生産業務、会計までを統合し、内部統制の強化を図る
  • ■FUTUREONE ERPの原価計算の考え方を踏襲、現場の運用を整理し、個別原価を把握
  • ■「受注生産の機械装置」「ロット生産の化学薬品」の異なる生産形態の業務を同一システムで管理
効果
  • ■監査にて、説明責任を果たせる仕組みの実現
  • ■会計の月次処理が大幅に短縮(10営業日→5営業日)し、経営判断の精度とスピードが上がった
  • ■ハンディターミナルシステムとの連携により、現場の業務効率化と実績把握の精度を同時に実現
  • ■外部環境の変化にもスムーズに対応することができた


非破壊検査、マーキングともに世界シェアNo.2を誇る
”品質保証”を科学するモノづくり集団

貴社の紹介をお願いします。

野崎様:当社は、設備や部品などの品質チェックについて物を壊さずに行える非破壊検査の探傷剤メーカーとして1955年に創業しました。
その後、日本の高度成長を背景にお客様の生産ラインの機械化に伴い、非破壊検査装置の製造も行うようになりました。
一方で、それまでは欠陥を見つけるとチョークなどで手書きしていたところを、ペイントを吹き付けてマークできるマーキング装置の製造販売に着手したのが、2代目社長の時です。
さらに、お客様からの「マーキング装置というからには文字が書けると思った」という声に応えて印字装置の開発にも成功、非破壊検査事業と並ぶ事業の柱となりました。

「塗料や探傷剤などの化学薬品」である消耗品と「機械装置」の両方を製造・販売している点が、当社の強みになっています。
現在、非破壊検査事業(表面探傷領域)、マーキング事業で国内トップシェア、世界ではシェアNo.2となっております。ちなみに非破壊検査・マーキングを1社で提供しているメーカーは当社だけですね。


直近では、2018年2月に二次元コード(DataMatrix)を印字できる機械装置の販売を開始しました。この二次元コードは、工程進捗管理、在庫管理やトレーサビリティなどに活用できると考えています。非破壊検査装置については、省人化や定量的な検査を目的とした全自動化のニーズが高まっており、最新技術を活用し、より精度の高い検査画像判別を可能にする新製品開発にも力を入れています。

他方、販路拡大のために、既に現地法人のある中国、韓国、タイでの拡販はもちろんインドネシアなどへも現地ニーズに合った製品の提供をすべく、海外への展開を図っています。また、親会社のアルコニックスと協力をしながら、ネットワークも最大限活用していきたいと考えています。

紫外線探傷灯スーパーライトD-10LS

紫外線探傷灯 スーパーライトD-10LS

染色浸透探傷剤スーパーチェック

染色浸透探傷剤 スーパーチェック

印字サンプル(二次元コード)

印字サンプル(二次元コード)




導入前の課題

ジャスダック上場後で内部統制の強化が必要になり、オフコンに代わるシステム導入を検討

マーテック株式会社 経営企画部長 野崎様、経営企画部情報システムチーム上床様

左から経営企画部長 野崎様、
経営企画部情報システムチーム 上床様

FUTUREONE ERPの導入以前に抱えていた課題は、どんなことでしたか?

野崎様:主に、「製品原価把握のため、原価管理の改善、原価計算の仕組みと業務整理」が当社の課題でした。
2005年、ジャスダックに上場していましたが、企業の「内部統制」が厳しく求められる時代になってきました。

当時の当社では、オフコン上に手組みした販売管理システムを自分たちで構築し、使用していたのですが、自社開発のシステムであったため、いくつかの課題がありました。
例えば、売上から請求、入金までが正しくつながっていたとしても、手作業で修正できてしまうため販売データと会計データの連携が不十分な状態もありました。

そのため、内部統制強化をし、正確な財務報告ができるようにするために、流行り出していたERPの導入検討をはじめました。また、採算(利益)もきちんとチェック・報告するために、個別原価計算の精度改善も検討していました。


システム選定のポイント

オールインワンのシステムと、提案時のプロジェクトメンバーの信頼感からFutureOneを選択

当社をお選びいただいた理由をお聞かせください。

野崎様:5社以上のベンダーを比較検討の末、機能や費用面から3社に絞りました。

そのなかでFutureOneを選んだのは、まずは、オールインワンのシステムであったことです。
2005年当時、基幹業務システムといえば、販売、在庫、原価、会計管理などがバラ売りで、個別に導入してつなげるスタイルが主流でした。
一方、FUTUREONE ERPは、販売、在庫、原価、会計管理でき、そして、正確な財務報告をスピーディに提供できる機能や自動仕訳機能があるなど「会計」を軸にしたオールインワンシステムでした。内部統制の強化として、会計データの正確性・完全性の担保は必須要件でしたので、 FUTUREONE ERPのコンセプトは当社にぴったりでした。

費用面でも当社の希望に合致しました。海外製、大企業向けERPはありましたが、高価なものが多く、安価なバラ売りのパッケージソフトとの2択しかなかった時代に、その中間の価格帯でERPを提供してくれるFutureOneは魅力的でした。

さらに、決め手となったのは、提案メンバーが当社の業務をきちんと理解しており、2つの生産形態(「プロセス型」「組立型」)の販売・在庫・原価管理を同じシステム上で管理ができるように提案をしていただけた点と、販売業務だけではなく、生産業務及び原価管理、会計と業務に精通している方々が提案メンバーであったという点が、大きな信頼感となりました。


導入後の運用方法

導入当初の混乱時には、FutureOneのプロジェクトメンバーが現場に何度も足を運んで対応

経営企画部情報システムチームチームリーダー上床様

導入いただいてから、どのようにシステムを運用されていますか?

上床様:導入時、野崎も私も情報システム部門として導入準備や導入後の社内調整を行ったのですが、導入直後は画面や機能が大きく変わったこともあり、現場からの問い合わせが多く、対応に追われました。
元々のオフコンのシステムが、「現場に都合のよい、現場にとって使いやすい」ものだったので、現場の戸惑いは大きかったと思います。

FutureOneの担当者には、本社と成田工場に頻繁に足を運んでいただき「システムを刷新した目的・内部統制の考え方」など説明をしてもらいました。冗談で「FutureOne専用に席を作った方が良いのでは?」という話が出るくらいよく来てくれました。
FutureOneの協力・当時の経営層の働きかけもあり、無事にシステムを切り替えることができました。


野崎様:
2007年から本格稼働して、約10年が経ちました。
2011年には、ハンディターミナルを導入し、FUTUREONE ERPへの連携を実施しました。これにより入出荷業務の効率化が実現し、出荷時のヒューマンエラーを極力防止しています。

現場での使い勝手を知るために、ヒアリングも定期的に実施しています。
その結果、社員のシステムに対する意識も上がっているようで、FutureOne担当の方に「ここまでうちのシステムのコンセプトを理解して、使っていただけている会社は少ないですよ」と言われるまでになりました。
現場には、「適切な会計を行うため、会計数字を活用するためなど、『会計』の視点から業務を考える」社員も出てきており、システムを使い込もうとする意識を感じます。



導入効果

月次の締処理・会計処理のスピードが上がり、定例の経営会議では分析までを含めた報告が可能に

実際に導入いただいた後の効果について教えてください。

野崎様:新システム導入の動機となっていた「内部統制の強化」「原価計算の改善」の課題は、FUTUREONE ERP導入により解決できたといえます。
また、決算業務のスピードも早くなりました。以前は、約半月間(翌月の中旬まで)、月次決算処理を行っておりました。経営会議には、決算数字を報告するのがやっとでした。FUTUREONE ERP導入後は、締め処理に3営業日、会計処理に5営業日あれば十分なので、決算数字の分析・立案を行った状態で、経営会議に臨めるようになりました。

また、上場をしていた時の話になりますが、システムによる内部統制基盤が構築されたので、監査業務・監査法人への報告がしやすくなりました。


上床様:
BIツールを導入し、現場で活用しているので、情報システム部門を介さなくても、各現場でリアルタイムに数字を把握できる点もメリットに感じています。


サポートへの評価

「社外にいる情報システム部門の一員」としてサポートを頻用

10年間使用されてみて、FutureOneのサポート体制はいかがですか?

上床様:サポート窓口へは、トラブルが発生したら連絡するというのではなく、日常的に相談レベルで何度も連絡させていただいています。一日一回以上はサポートの方と話をしているのではないかと思うくらい頻繁に連絡していますね。
まさに、FutureOneのサポートは、当社にとって「社外にいる情報システム部門の一員」といった感じです。

FUTUREONE ERPが社内に浸透して社員の理解度が上がるにつれ、要望の声も出てくるようになりました。「ここをこう変えたら工数を減らすことができるんじゃないか?」というような具体的な改善案から、現場のちょっとした要望まで大小さまざまな意見が上がってきます。定期的にサポートメンバーと相談させていただき、優先順位等つけ対応を相談しながら行っていただいております。

また、FutureOneのサポートの良いところは、担当者が替わっても情報共有がしっかりされていて、大きなストレスなく対応してもらえる点です。会社によっては、担当者が替わるたびにゼロから情報を共有しなければならない場合もあります。その点、FutureOneの場合はあまり、替わった感じがしませんでした。


お客様の声

上場・非上場、子会社化といった変化がありながらも、同一システムのままで対応できている

10年以上のお付き合いをさせていただいている中で、当社への評価をお聞かせください

野崎様:導入から10年という節目を迎えるにあたり、2016年に他社を含めて、基幹業務システムの入れ替えを検討しました。
経営層や情報システムチームだけでなく、社員へのアンケートも行い、ゼロベースで検討を行いました。
結果は、10年間で溜まったノウハウやサポート対応なども加味して、総合的に検討した結果、引き続き、FutureOneにお願いしようという結論に至りました。もちろん、「別のシステムに変えた方がよい」という声もありましたが、それ以上に、「もっと、FUTUREONE ERPを有効に使えるのでは?使いこなしていきたい!」という声が強かったです。

FUTUREONE ERP導入時は、「ジャスダックに上場」していましたが、2010年に「上場を廃止」し、2016年には「アルコニックス株式会社の完全子会社」となりました。この3つのタームをシステムを変えることなく、FUTUREONE ERP一つで乗り切ってきました。「上場時は『内部統制』」「非上場時は『スピード感』」「現在は『会計の正確性』『IT統制』」とタームにより、システムに求めることが変わりますが、どのタームでも求めた結果を出せています。こういったことがFUTUREONE ERP続投の裏付けとなっているのだと思います。


今後の展望

ノウハウ継承・業務改善は“人”だけではなく、“システム”でも行う。最新トレンドに合わせた提案を期待

FUTUREONE ERPを活用した今後の展望があれば、教えてください。

上床様:2012年から社の方針で「ノウハウ継承・業務改善は“人”だけではなく、“システム”でも行う」ために投資に注力するようになりました。職人肌な社員のノウハウは、その人が抜けると失われてしまいます。このようなノウハウを人に継承させるだけではなく、システムにも継承させたいと考えています。システムで負担できる部分についてはノウハウをシステムに落とし込んで、人とシステムで業務を回すイメージです。ノウハウをデジタル化できる部分は、社内の誰もがそのノウハウを活用できるようになりますし、ノウハウの活用による業務改善を行うことで、企業価値を上げていけるのではと思っています。現場の要望を聞き、優先順位をつけた上で、この方針を体現していこうと思います。


野崎様:
現状では、グループウェアとERPの連携が取れていません。連携できるようになれば「見える化」がさらに進むのではないかと思います。
また、10年間でシステムにたまった「データを活用した分析や予測」「海外拠点へのERP展開」も行っていきたいと考えています。FUTUREONE ERPをもっと有効活用できるように、今後も最新トレンドに合わせた提案をしていただけることを期待しています。


当社担当からのコメント

当社担当者:導入後の10年間はマークテック様における外部環境が大きく変化をし、それを共に乗り越えてきたことは大変、感慨深いものがございます。
マークテック様は、経営方針として、業務の効率化にはシステムが必要不可欠だというお考えが明確にあり、現場の皆様におかれましても、システムを理解して、利用していくという姿勢を強く感じさせていただけるお客様であります。
これからも、マークテック様のビジネスの拡大にシステムも成長していかなければならないと考えております。これからもその思いに応えられ続けるよう尽力してまいります。

お客様情報

ロゴ

企業名

マークテック株式会社

所在地

東京都大田区大森西4丁目17番35号

業務内容

非破壊検査用品・機器、マーキング装置、化学薬品(塗料など)の開発・製造および販売

代表者

代表取締役社長 西本圭吾

創業

1955年

URL

http://www.marktec.co.jp/

※記載されているお客様情報については、2018年3月時の情報です。

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