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ニュースリリース

基幹業務システムInfiniOne、Microsoft Power BIによるログ分析サービスを提供開始
~基幹業務システムの操作状況を可視化することで業務改善ポイントが見えてくる~

FutureOne株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤 隆元、以下フューチャーワン)は、中堅・中小企業向け基幹業務システムInfiniOne(*1)のアプリケーションログをMicrosoft Power BIで分析するサービスを2024年8月より提供開始したことをお知らせします。このサービスにより、ユーザーは基幹業務システムの操作状況を俯瞰して確認することが可能となり、業務改善ポイントの正確な把握ができるようになります。

 

 

ログ分析サービスのポイント

1.基幹業務システムの利用状況から、ユーザーの業務課題を可視化

ユーザーは日々の業務を遂行するうえで、販売/購買/在庫/会計などの基幹業務システムが提供する機能を利用しています。InfiniOneの操作・処理といったアプリケーションログをMicrosoft Power BIに連携することで、基幹業務システムの利用状況から俯瞰的な分析ができるようになります。この分析機能により、ユーザーのシステム利用状況の全社的な傾向および利用状況から見えてくる業務課題をレポートします。

2. 業務負荷の高まりをすばやくキャッチ

各プログラムの実行状況などユーザーが基幹業務システムを利用する際のログを分析することで、1日の業務における負荷状況を部門別/時間帯別などで確認することができます。業務負荷が高い状態をすばやくキャッチして解消を促すことにより、業務効率化をサポートします。

3. 基幹業務システムの処理時間から、業務への影響をチェック

企業が成長していくに従い、日々の取引や蓄積によってデータ量は増加していきます。データ量が増え続けた結果、基幹業務システムの処理速度が当初の想定を下回り、気づかぬうちに業務への悪影響を及ぼしている可能性があります。プログラム処理時間のログ分析からユーザーの待ち時間などを可視化することで、業務のムダが発生していないかを常にチェックできるようにします。

 

今後の展望

フューチャーワンは、これまで日本の中堅・中小企業に向けて45年以上にわたり基幹業務システム/サービスを提供し、数多くのシステム構築を手掛けてきました。今後もフューチャーグループの技術トレンドを背景に、当社のお客様にとって最適な技術要素を提供していくことで、更なる業務の拡張性やコスト削減などの工夫を生み出し、中堅・中小企業ビジネスのシステムプラットフォームを支援します。

 

日本マイクロソフト株式会社様からのコメント

日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務 パートナー事業本部長  ISVビジネス統括本部長 浅野智様

 

日本マイクロソフトは、FutureOne株式会社様が中堅・中小企業向け基幹業務システムInfiniOneのアプリケーションログを Microsoft Power BI で分析するサービスの提供を開始されたことを心より歓迎いたします。この連携により、企業の基幹業務システムの利用状況が可視化され、業務改善のポイントがより明確に把握できるようになります。
ユーザーは日々使い慣れている Excel と共通したUIを持つ Microsoft Power BI を通じて、より直感的に情報を把握し、業務課題を分析することができます。また、システムの利用状況を部門別や時間帯別に分析することで、業務負荷の高まりを早期に察知し、迅速に対応できるほか、システムの処理時間のログ分析を通じて、業務の最適化とさらなる効率化に繋がることが期待されます。
日本マイクロソフトは、今後もFutureOne株式会社様と共に、最新のクラウド技術を活用したサービスを提供し、日本の中堅・中小企業のDX推進に貢献してまいります。

 

InfiniOneについて

InfiniOneはERP・基幹業務システムを中心としたソリューションブランドとして主に、中堅企業向けのInfiniOne ERPと中堅・中小企業向け基幹業務システムInfiniOne Project、業種特化販売管理システムInfiniOne Salesをラインナップとして揃えています。タイムリーな業績管理やリアルタイムでの経営情報を引き出すための経営情報基盤として、専門性の高いノウハウを形にした業種別テンプレートを備えており、様々な業種業態の企業1,200社以上に採用されています。

 

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