導入事例

製造業

四半期決算報告と精度の高い個別原価計算

船舶用エンジン製造 M社
年商:150億円
従業員数:220人
導入システム:受注生産型製造業向けソリューション

システム導入の経緯

システム導入前の状況は?

主要取引先より年二回の試算表作成で且つ二ヶ月遅れの決算処理になっている点を指摘され、システムを導入し解決を図ることが検討されました。具体的には四半期決算を目標とし、最終的には月次決算ができることを目標とするレベルまで求められていました。そんな時、取引先の勧めで個別原価管理システムを導入し、問題の解決を図りましたが、入力手順に制約が多くその他にも使いづらい点が見受けられました。またシステム会社の規模も小さくサポート要員も少ない上、満足の行くサポートを受けることが出来ず結局解約する事となりました。
システム導入による業務改善計画は頓挫している状態でした。

なぜFUTUREONEを選んだか?

そのような状況を見かねた会計事務所からの紹介で弊社が紹介されました。パッケージ&カスタマイズ型のシステムであり、無理の無い業務負担で個別原価集計が実現できる仕組みを提案した点、財務システムとの連携実績や他社システム連携のノウハウがあった点、豊富な業務知識や業務改善の実績を評価していたいただいた結果、選定していただく事となりました。

導入システムについて

導入システムについて(イメージ)

今まで出来ていなかった個別原価集計のシステム化なので、当然以前よりも細かい情報の入力が必要となります。その為入力負荷が増大し結果として運用に乗らない、もしくは以前よりも負荷のかかる業務を強いられる事があります。
そこで入力負荷を軽減する為、発注業務の自動化や既存システムとの連携、業務フローの改善等で効率化を図りました。

ポイント① 発注の自動化

システム内に部品の構成マスタを持ち、大部品(製番)から発注単位である部品一つ一つまでに展開する処理を設けました。部品の種類、受注の特性、製造計画から発注先と納期を割り出し自動発注の仕組みを構築しました。また個別に手配するものや在庫品を一括で発注する仕組み等、計4パターンの発注システムを構築し購買管理業務の負荷軽減を実現しました。

ポイント② 他システムとの連携

原価要素の重要な部分を占める労務費は、給与システムにより積み上げられた実労務費を、工数集計システムより集計された工数を基準に各物件へ配賦する仕組みを構築。経費に関しても会計システムより積み上げられた経費を、全社もしくは部門別に配賦出来る仕組みを構築し、より実績に精度の高い原価の集計が可能となりました。
またもう一つの目標である四半期決算も、原価集計システムより日次・月次の単位で「売上・入金・仕入」を渡すことで二重入力を廃止し目標を達成することができました。

ポイント③ 個別原価集計

物件毎の原価の把握はもちろんのこと、製番毎の原価もリアルタイムで見ることが可能となりました。重要な経営資料である製造原価集計表がリアルタイムで作成する事が出来るようになり、経営陣の方の評価も得る事ができました。

まとめ

全部署に影響を与える大規模なシステム入替となりました。細かい導入スケジュールや稼動支援、本稼動後のサポートを手厚く行うことでシステムを運用に乗せ、かつ効果を上げる事ができました。
経営陣の方にも「原価を正確に集計するということの重要性と、考え方を勉強した。」と言って頂き、たいへん評価していただきました。今後も継続したサポートと、さらなる業務効率化の提案を行っていきます。

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